閑古鳥の唐揚げ

全然客が来ない定食屋で鳴いていた閑古鳥を唐揚げにしたら美味しくて繁盛したが閑古鳥がいなくなり唐揚げが作れなくなったという古典落語があります。嘘です。このブログも繁盛させたいです。

第57唐 ある平日のバグRTA

朝目覚めた瞬間からタイマースタートです。

昨夜就寝時に上手く乱数調整出来ていれば確実に「寝相:悪」を引くことが出来ます。

掛布団が既にめくれた状態でスタートしますので、コンマ5秒ほど短縮することができます。

起床後はカーテンを開ける→部屋の電気をつける→テレビをつけるの順に操作していきます。

テレビのチャンネルは昨夜の段階であらかじめEテレにしています。

テレビをつけたままトイレへ向かいます。

通常であれば服を脱いで座りますが、今回は着衣のまま排便します。

ここでレバーを「大→大→小→大→小」の順に捻ると、右斜め上に捻ることが出来るようになります(通称「中」レバー)。

「中」を捻ることで、下着内の便を水に流すことができます。

(今回のチャート上、「寝相:悪」で掛布団がめくれているので必ず下痢状態になっています。そのため通常通り排便するとかなり時間がかかってしまうのですが、このバグを利用することで45秒ほど短縮することができます。)

リビングに戻り、テレビから流れている「ピタゴラスイッチ」を鑑賞します。

ここでアルゴリズム体操に「まれにそこまで」が出演していれば乱数調整が完了しています。

そのまま見続けていれば手を横にする時に隣の人に当たりまくる映像が流れるのですが、今回はそこまで見る必要はないので乱数調整が確認できたらすぐにテレビを切ります。

すぐにテレビの電源を入れ直し、NHKBS1→TBS→NHKBS1→日テレ→BSフジ→テレ東→NHKBS1とザッピングすることでNHK受信料取り立てを呼び出します。

フレームがずれてしまったのでやり直しました(約16秒ロス)。

呼び出しに成功。インターホンが鳴り、NHK受信料の取り立てが訪問してきます。

すぐにドアを開け、現金で支払います。お釣りは受け取らずスキップします。

そのまま玄関と廊下の境目を7度往復します。

その後リビングの窓まで直進すると窓をすり抜けることができます。

バルコニー右隅の室外機がバグによりリビングにある椅子になっていますので、腰掛けると...

町内放送を呼び出すことに成功。

これで17時までスキップできました。

浴槽にお湯を溜め始めたら、NHK総合にチャンネルを合わせます。

ニュースキャスターが商品名を言うか確認が必要なのですが...

「うまみ調味料」ではなく「味の素」と言ったのでOK。

(今回はトップニュースで確認できたのでかなり良い乱数を引けました。)

ブレーカーを落としに行きます。

エアコン→電子レンジ→オーブントースター→電気ポット→ドライヤー→洗濯機と電源をつけた所でブレーカーが落ちました。(バグでブレーカーの判定が厳しくなっていますので、通常よりかなり多く電力を使う必要があります。)

この状態で鯖の水煮缶を開け、浴槽に入れます。

青魚の匂いが充満した状態でシャワーを浴びます

(お湯に浸かってもOK)。

風呂から出ると21:30になっています。

酒を浴びるほど飲みます。

泥酔して就寝した時点でタイマーストップ。

 

今回の記録:51分37秒

第56唐 古畑任三郎のレアな回

冒頭の語りでライトの照度が高すぎる回

 

テーマ曲のBPMが240になる回

 

オープニングから一貫して「古畠任三郎」と表記されるが特に伏線でも何でもない回

 

古畑は日曜朝の戦隊モノとしか言ってないのに犯人がつい仮面ライダーと言ってしまったことが決め手になる回

 

イチローが普通に毒薬の方を飲んでしまう回

 

古畑はビビンバとしか言ってないのに犯人がついピビンバと言ってしまったことが決め手になる回

 

ネクスト 古畑's ヒント がある回

 

古畑がゴミ箱の中にあったギフトラッピングから推理を組み立てるが、ネット通販のラッピングサービスが無料なのをいいことに被害者が自分で使う物を意味も無くラッピングしていただけだった回

 

明石家さんまが本当にしゃべりすぎて後の番組が30分繰り下げになる回

 

三谷幸喜が犯人の回

 

古畑 vs 新しい地図の回

 

古畑が「今日のゲスト出演者の中で1番有名な俳優だから」という理由で犯人を決める回

 

パパになった古畑がニュースキャスターになる回

第55唐 箸は何故かタブーばかり名付けたがる

・躱し箸

他者が料理を取ろうと伸ばした箸を躱して先に料理を取ること。

 

・捌き箸(手羽箸/小骨箸)

箸を使用して魚や骨付き肉などの身と骨を分けること。

 

・耽り箸(憂い箸)

箸を持ったまま物思いに耽ること。

 

・侵し箸(犯し箸/冒し箸)

(スプーンやフォークなど)本来箸を使用しない料理で箸を使用して食べること。

 

・謀り箸(騙し箸/企み箸)

もうすぐ次の出来たての料理が来ると知り、残りの冷めた料理をわざと他人に食べさせること。

 

・化かし箸

箸を頭の上に乗せて人を化かすこと。

 

・屠り箸

箸を使用して家畜を解体し食用肉にすること。

 

なか卯

なか卯で箸を使用すること。

(専用のレンゲを使用することがマナーとされる。)

 

・奢り箸

箸を質屋に出し、そのお金で食事代を払うこと。

 

・留め箸

勝手に食事を用意し来客を引き留めること。

 

・課し箸

箸の正しい使い方を他者に押し付けること。

 

・高飛び箸

箸の間違った使用法を指摘された際にそれ以上追及されないよう遠くへ逃げること。

 

・リボ払箸

箸をリボ払いで購入すること。

 

・堺正箸

箸を使用してテーブルクロス引きをすること。

第54唐 海辺にて

この前のこと。

この前とは言っても、まだ残暑の厳しい9月の出来事だ。

僕は、高校からの一番の親友と海に出かけた。

その海は、東京では珍しく砂浜のある場所だった。

まもなく故郷に帰る彼に、この景色を見せておきたかったのである。

 

彼は、砂浜に到着するや否や泣き出した。

「こんなはずじゃなかった。俺は普通に大学に行って、普通に会社に入って、普通の人生を送れれば良かったのに。なんでこんなことになってしまったんだろう。」

彼が半年も持たず会社を辞めたのは、上司のパワハラが原因だった。

かける言葉が見当たらず、僕は砂をただ踏みしめる。

 

あるはずもない言葉の代わりに右足の先で見つけたのは、一匹のやどかりだった。

そのやどかりには、手足がなかった。

厳しい海の世界で傷を負ったのだろう。

僕が両手ですくい上げた時、彼はやどかりをまじまじと見つめていた。

それに気づいた僕は、波打ち際に屈みこみ、やどかりを丁寧に海に帰した。

「ほら、やどかりさんも海に帰ったぞ。」

 

しかし、やどかりは動き出さない。

打ち寄せる波に抵抗一つしない。

 

よく見ると、それはチョココロネだった。

 

「、、、すまない。」

思ってもみない状況に、とりあえず謝罪の言葉を紡いだ僕。

波打ち際をたゆたうチョココロネ。

その光景に、彼は堪らず吹き出した。

 

張り詰めた空気は、一気に弛緩した。

 

「そうか、、、」

彼は、なぜか合点がいったようだった。

「俺が東京でいくら頑張ってもダメなんだ。自分に合った場所というのがあるんだな。よく分かったよ。田舎で頑張ってみる。」

 

帰り際、海をふと振り返る。

チョココロネは、波に乗せられてまた砂浜へ戻って来ていた。

僕は、被っていた赤い帽子のつばを少し右に向け、彼の背中をポンと叩いた。

第53唐 府知事だョ!全員投票

肴に合う酒を選ぶドリフ

ビールだな サバカン

 

言い換えるドリフ

妊婦だな ママサン

 

とんでもないローカルルールで麻雀しているドリフ

平和だな ナナハン

 

湯船に浸からないタイプのドリフ

いい湯だな アサシャン

 

空腹が限界に達したドリフ

ピークだな ラマダン

 

子どもにそろばんを習わせるドリフ

知育だな タマザン

 

当てずっぽうで作者を答えるドリフ

式部だな ヤマカン

 

好きなアナウンサーを語るドリフ

ヒルだな アヤパン

第52唐 料理は準備が9割

「こんにちは。3分03秒クッキングのお時間です。」

「今日は簡単に作れる麻婆豆腐を作っていきましょう。」

「よろしくお願いします。」

「材料はこちらになります。」

「ひき肉、豆腐、長ネギ、にんにく、しょうが、そして各種調味料。かなりシンプルですね。」

「そうですね。」

「豆腐は絹豆腐がいいんですか?」

「いや、木綿豆腐がいいんですが、間違えました。」

「なるほど。そこまで気にしなくてよいですかね。」

「いや、だいぶ気になってます。」

「そうですか。」

「まずは豆腐をさいの目状に切っていきます。」

「はい。絹豆腐が一丁、300グラムです。」

「本当は木綿がいいです。」

「なるほど。」

「キッチンペーパーで一度包んで、水気を切っておきましょう。」

「地味ですが重要な作業ですね。」

「では切っていきます。」

「キッチンペーパーで包んだまま切って行くんですね。」

「いや、間違えました。」

「キッチンペーパーは外して切ると。」

「そうしないと切れません。」

「はい。」

「ではキッチンペーパーを外してこのように切っていきます。」

「結構細かく切るんですね。」

「いや、ミスりました。」

「なるほど。」

ドンジャラのサイコロのサイズになってしまいました。」

ドンジャラのさいの目状に切って行くと。」

「いや、もっと大きく切ってください。」

「はい、ドンジャラのサイコロより少し大きいサイズに切っていきます。」

「そしてこれは水にさらしておきます。」

「せっかく水気を切ったのにですか?」

「やらかしました。」

「水にはさらさず置いておきます。」

「続いて長ネギをみじん切りにしていきます。」

「長ネギは3分の1本使います。」

「これは出来るだけ細かく刻んでいきます。」

「これにはどんな理由があるんですか?」

「香りを立たせるためですね。」

「なるほど。」

「本来であればあらかじめ刻んだものを出す予定でしたが、準備を忘れていましたので今全力で切ります。」

「次回からは余裕を持った行動を心がけてください。」

「少し粗いですが切り終わりましたので、水にさらしておきます。」

「水にさらすのは長ネギだったんですね。」

「その通りです。」

「なるほど。」

「それでは、フライパンに火をつけていきましょう。」

「油大さじ1を引きます。」

「そこに刻んだにんにくとしょうがを入れていきます。」

「刻んでましたっけ?」

「いや、忘れてました。」

「一旦火を止めます。」

「今全力で切りますので、少しお待ちください。」

「こういうミスをしてしまった場合の対処法はありますか?」

「頑張ることです。」

「なるほど、頑張ってください。」

「はい。」

「皆さんは事前にみじん切りにしておきましょう。」

「かなり粗いですが出来ましたので、フライパンに入れます。」

「にんにくとしょうがはそれぞれ一片です。」

「香りが出てくるまで炒めていきます。」

「だいたいどれくらいの時間というのはありますか?」

「感覚ですね。」

「はい。」

「少し時間がかかってますね。」

「火がついてないんじゃないですか?」

「いや、そんなことはないです。」

「失礼しました。」

「すいません、ついてませんでした。」

「はい。」

「火をつけて炒めていきます。」

「火がついてないと炒められないですからね。」

「その通りです。」

「少しずついい香りがしてきましたね。」

「そうですね、でもしょうがの香りしかしないですね。」

「にんにくは入れましたか?」

「すいません、入れてませんでした。」

「にんにくはしょうがと同時に入れておきます。」

「熱っ!」

「にんにくは熱いフライパンに急に入れないようにしましょう。」

「あーーーもういい!!今日はダメ!!!」

「落ち着いてください。」

「また来週やるから!ね!それでいいでしょ!!」

「来週はロールキャベツの予定でしたが、予定を変更して再度麻婆豆腐のレシピをお届けします。」

「酒持ってきて!!」

「本日のレシピ動画は、公式サイトでもご覧いただけます。」

「見るんじゃねぇ!!!」

第51唐 かつて日本から一部のカタカナだけが伝来した国のブログ

ホボホボホボポ。

ホホボホボホ、ホボホホボホポボボホホホホ。

ホボホボホホホホホ、ポポホホボホホホボポ。

ホポホホホボボボホーボホポボボホホホホポホホボホホホボポポポホホ。

ホホホホホホ。ホホホホホ、ポポポポーホホボボポホホボホーホ。

ボホホボポボポポポボホポホポホボポ、ホホボホ。

ホーボーボホホホホボーボポポホ、

ホボホボ、ボボボーボ・ボーボボ