「こんにちは。3分03秒クッキングのお時間です。」
「今日は簡単に作れる麻婆豆腐を作っていきましょう。」
「よろしくお願いします。」
「材料はこちらになります。」
「ひき肉、豆腐、長ネギ、にんにく、しょうが、そして各種調味料。かなりシンプルですね。」
「そうですね。」
「豆腐は絹豆腐がいいんですか?」
「いや、木綿豆腐がいいんですが、間違えました。」
「なるほど。そこまで気にしなくてよいですかね。」
「いや、だいぶ気になってます。」
「そうですか。」
「まずは豆腐をさいの目状に切っていきます。」
「はい。絹豆腐が一丁、300グラムです。」
「本当は木綿がいいです。」
「なるほど。」
「キッチンペーパーで一度包んで、水気を切っておきましょう。」
「地味ですが重要な作業ですね。」
「では切っていきます。」
「キッチンペーパーで包んだまま切って行くんですね。」
「いや、間違えました。」
「キッチンペーパーは外して切ると。」
「そうしないと切れません。」
「はい。」
「ではキッチンペーパーを外してこのように切っていきます。」
「結構細かく切るんですね。」
「いや、ミスりました。」
「なるほど。」
「ドンジャラのサイコロのサイズになってしまいました。」
「ドンジャラのさいの目状に切って行くと。」
「いや、もっと大きく切ってください。」
「はい、ドンジャラのサイコロより少し大きいサイズに切っていきます。」
「そしてこれは水にさらしておきます。」
「せっかく水気を切ったのにですか?」
「やらかしました。」
「水にはさらさず置いておきます。」
「続いて長ネギをみじん切りにしていきます。」
「長ネギは3分の1本使います。」
「これは出来るだけ細かく刻んでいきます。」
「これにはどんな理由があるんですか?」
「香りを立たせるためですね。」
「なるほど。」
「本来であればあらかじめ刻んだものを出す予定でしたが、準備を忘れていましたので今全力で切ります。」
「次回からは余裕を持った行動を心がけてください。」
「少し粗いですが切り終わりましたので、水にさらしておきます。」
「水にさらすのは長ネギだったんですね。」
「その通りです。」
「なるほど。」
「それでは、フライパンに火をつけていきましょう。」
「油大さじ1を引きます。」
「そこに刻んだにんにくとしょうがを入れていきます。」
「刻んでましたっけ?」
「いや、忘れてました。」
「一旦火を止めます。」
「今全力で切りますので、少しお待ちください。」
「こういうミスをしてしまった場合の対処法はありますか?」
「頑張ることです。」
「なるほど、頑張ってください。」
「はい。」
「皆さんは事前にみじん切りにしておきましょう。」
「かなり粗いですが出来ましたので、フライパンに入れます。」
「にんにくとしょうがはそれぞれ一片です。」
「香りが出てくるまで炒めていきます。」
「だいたいどれくらいの時間というのはありますか?」
「感覚ですね。」
「はい。」
「少し時間がかかってますね。」
「火がついてないんじゃないですか?」
「いや、そんなことはないです。」
「失礼しました。」
「すいません、ついてませんでした。」
「はい。」
「火をつけて炒めていきます。」
「火がついてないと炒められないですからね。」
「その通りです。」
「少しずついい香りがしてきましたね。」
「そうですね、でもしょうがの香りしかしないですね。」
「にんにくは入れましたか?」
「すいません、入れてませんでした。」
「にんにくはしょうがと同時に入れておきます。」
「熱っ!」
「にんにくは熱いフライパンに急に入れないようにしましょう。」
「あーーーもういい!!今日はダメ!!!」
「落ち着いてください。」
「また来週やるから!ね!それでいいでしょ!!」
「来週はロールキャベツの予定でしたが、予定を変更して再度麻婆豆腐のレシピをお届けします。」
「酒持ってきて!!」
「本日のレシピ動画は、公式サイトでもご覧いただけます。」
「見るんじゃねぇ!!!」